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SE 80/185 T - SE 100/185 T - SE 130/250T 1.0.1- 2008
使用上の注意
・ あらかじめメインバッテリースイッチの位置を確認して下さい。万が一、故障によりスラスターが停止されない時、メインバッテリースイッチで
スラスターを停止することができ、危険を回避することができます。
・ 不意の誤作動を防止するために、スラスターを使用しない時はスラスター用メインスイッチを常にオフにして下さい。
・ スラスターを使用しない時はコントロールパネルを常にオフにして下さい。
・ スラスターの最大連続使用時間は3分間です。スラスターモーターには温度センサーが内蔵されています。オーバーヒートすると自動的に
シャットダウンされます。モーター温度が規定温度以下に下がった後、自動復帰します。
・ ある一定の時間内に、例えば、1時間の範囲で断続的にスラスターをご使用になる場合は、60分の10%(=6分)以内を目安にご使用下さい。
・ 人がスラスター近くにいる時は大変危険ですので、絶対にスラスターを作動させないで下さい。
・ 回転数がオーバーし、モーター故障の原因になりますので、空気中での運転は最小限にとどめて下さい。
・ スラスターは作動せず、モーターのみが作動する場合は、ドライブシャフトの故障が考えられますので、直ちに停止し、上架し故障の原因を
調べて下さい。
・ 船から離れる時は必ずスラスター用メインスイッチをお切り下さい。
・ バッテリーの負担を軽減するためにも、スラスター作動中は常にメインエンジンを作動させておくことをお勧めします。これにより、
高めの電圧がモーターに供給され、作動もよりパワフルになります。
・ 複数のステーションで同時に操作させないで下さい。操作は必ずいずれか一箇所のステーションのみで行って下さい。万が一、2つ、
もしくはそれ以上のステーションで同時に複数の操作が行われた場合、安全のためコントロールボックスは操作を無効にし、スラスターは
作動しません。確実に一箇所だけの操作信号を確認した場合にのみスラスターは作動します。
・ モーターは熱くなりますので、モーター周りの空間は出来るだけ確保して下さい。また、安易に移動してしまうもの、例えばロープや
ライフジャケット等をスラスター設置区画には置かないで下さい。
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